dddのブログ

僕は普通の人間です。そんな人間だからこそ、色々な人に共感してもらえるんじゃないか!……と、思う。弱気です。

子供の内からやっておいたほうがいいスポーツを、バドミントンコーチが考えてみる。1

子供を運動(スポーツ)選手にしたい、または、運動のできる人間に成長させたい。そんな考えを持っている親御さんは多いのではないでしょうか。
けれど、スポーツって言ったって、何種類・何百種類もあります。どのスポーツをやらせようか考えているうちに、面倒くさくなって後回しにしてしまう方が多いです。
そこで!野球歴5年、バドミントン歴11年!スポーツなんでもござれ!の筆者が、子供のときに習わせるのにおすすめなスポーツを紹介していきたいと思います。今回は、「水泳編」です。


身体を作るスポーツ「水泳」!

親御さんがスポーツをやってほしい理由は前述しました。
そこに、身体を作れるスポーツ、という考えもあるのではないでしょうか?
身体を作る、とは「身長が大きい」や「足が速い」、「肥満体にならない」ということです。

あれ、スポーツやらせとけばそんな人間になるんじゃないの?
いいえ、全部のスポーツがそんな人間を作れるとはかぎらないのです!
身体を動かすことに変わりはありませんが、どのスポーツでも、使う筋肉は変わってきます。
使う筋肉が変わる、ということは、つく筋肉も変わるということです。
何が言いたいかというと、やるスポーツによって、ある程度は子供の将来像が見える、ということです。

バランスの良い身体

そんな身体を作ることができるスポーツが、水泳です!
私が1番おすすめするスポーツです。

でも、なんで水泳?

いやいや、水泳ってすごいんですよ!
簡単にメリットを書いていくと……

  • 全身をバランスよく鍛えることができる
  • 心肺機能の向上
  • お風呂が怖くなくなる
  • どんなスポーツでもこなせるようになる

めぼしいものだけを挙げてみました。
では、どういうことなのか、それを解説していこうと思います。

「全身をバランスよく鍛えることができる」

野球やサッカー、バドミントン、ゴルフといったスポーツには、ある共通点があります。
身体のどちらかを多く使う、という点です。投げたり蹴ったり打ったり。どちらも片手、または片足しか使いませんね。
でも、水泳は違います。全身を使って泳ぎますよね。
その動きが全身の筋肉をバランスよく発達させるのです。
さらに、水泳は水の中で行うスポーツですから、地上でやるよりも圧倒的に浮力が軽いです。
毎日毎日、成長する子供の骨や筋には、負荷がかかりにくいですから、ケガしにくいです。
しかも、柔らかい筋肉をつけることもできます。
水泳選手の身体を思い浮かべてください。
ゴリゴリのマッチョ、という感じはしないですよね。それは、筋肉が柔らかいからなんです。

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画像は、水泳の瀬戸選手と萩野選手です。
筋トレをバリバリして鍛えました、という感じはなく、とても綺麗な柔らかい筋肉です。

「心肺機能の向上」

胸に水圧がかかるため呼吸筋が活発に働き、陸上運動よりも効率的に心肺機能を発達させることができます。
水泳をやっていない子供より、ハアハアしにくくなる、ということです。運動による身体の負荷が少なくなるからです。
さらに、規則正しい呼吸が喘息治療にも効果的とされていて、多くの医者が喘息の子供に勧めています。

「お風呂が怖くなくなる」

水が怖い、というお子さんも大勢います。けれど、水泳を始めたことにより水が怖くなくなった、なんて予想外な効果があります。
今までお風呂に入れることが大変だった親御さんも、負担やストレスが軽くなるはずです。

「どんなスポーツでもこなせるようになる」

子供の神経系の発達は、3歳までと言われています。
子供が能力を手に入れられやすい期間(通称ゴールデンエイジ)に水の浮力を使って自由に身体を動かして遊ぶことは、脳の空間認知能力を鍛えることになります。
空間認知能力というのは、簡単に言うと、自分と物の距離を正確に測れる、ということです。
野球で言えば、ボールを取ったり打ったりすること。サッカーで言えば、ゴールポストとの距離を把握し、狙った場所にシュートすることです。
それが鍛えられるので、どんなスポーツにも応用が効くのです。
さらにさらに、算数が得意になるなど、頭が良くなるおまけつきです。

まとめ

今回は水泳のことを書かせていただきました。
水に慣れることは、水難事故などの危険を減らせることでもあります。
子供が興味を示さなくても、一回だけ見学や体験に行ってみるなど、子供がそのスポーツを始める手助けをしてあげてください。
子供が大人になってから、やっておけばよかった、と後悔することがないよう、子供をスタートラインに立たせるお手伝いは親御さんにしかできないことだと思います。